wp-load.phpを使ってワードプレスを部分使用する
ワードプレスを使って既存サイトをCMS化しよう!
CMS化に抵抗があるサイトオーナー様も少なくはないと思います。
しかし、日々の更新情報を管理するのは大変です。
初めは名刺代わりに使っていたサイトでも、
更新情報は必要不可欠になっています。
確かにワードプレスなどCMSは、
日々開発が進みすぐに古くなって、
不具合を起こしたり、
リニューアルしなければならなくなってしまいます。
プラグインを大量に使っているワードプレスサイトは、
しっかり管理していないと、
すぐに不具合を起こしてしまいます。
サイトのデザインも気に入っているし、
不具合の対応する余裕がない。
安定したサイト運営を行いたいオーナー様に、
現行のサイトのまま一部配信情報をCMS化して、
安定した便利なサイト作成が可能です。
それが
wp-load.phpです。
これは、凄く簡単なのでオススメです。
具体的に言うと静的サイト(CMS未装備)を、
動的サイト(CMS装備)に変更するわけですが、
現行の静的サイトはhtmlで作られています。
そのトップになるindex.htmlの拡張子を
htmlをphpに変更し、
index.phpにして
一番最初の行に
<?php require('wp-load.php'); ?>
と、挿入するだけです。
例えば
<?php require('wp-load.php'); ?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" dir="ltr">
<head>
以下省
これだけで、
ワードプレスのコンパネと、
タグが使えるようになります。
まだ更新コンテンツが無い場合は、
その場所にワードプレスのループ
<?php if (have_posts()) : ?>
<?php while (have_posts()) : the_post(); ?> // ループ処理
<?php endwhile; ?>
<?php endif; ?>
記述して、組み込んで欲しい情報をループ内記入すれば、
一部、ワードプレスというサイトになります。
<?php the_title(); ?>
で記事のタイトルを表示したり、
<?php the_date(); ?>
で記事の投稿日を表示させたりできます。
そして、記事の部分にあたるページがある場合は、
<?php the_permalink(); ?>
で、記事へのリンクを作り、
更に記事ページのhtmlの拡張子をsingle.phpに変更し、
コンテンツ部にワードプレスのループ処理をいれ、
記事をワードプレス上にUPし直せば、
詳しい記事ページもワードプレス化することができます。
wp-load.phpは、色々な使い道があるので、
積極的に使ってもいいんじゃないかと思います。
簡単な更新作業を自分でしたいというオーナー様には
保守が簡単なのでオススメです。
これは一応ワードプレスを導入することになるので、
ワードプレスをサーバーのディレクトリのどこに入れるかで、
一行目の記述方が変わるので気をつけましょう。
静的サイトのindex.htmlがあるディレクトリに、
ワードプレスをフォルダごとインストールした場合は、
<?php require('./wp-load.php'); ?>
./を入れて、下の階層のwp-load.phpを読むという命令になります。
index.htmlがあるディレクトリに、
ワードプレスを展開してまったっ場合は
./の追記は不要です。
つまり自分の好きなディレクトリに、
ワードプレスをインストールして、
ディレクトリをきちんと指定すれば導入ができます。
以上、wp-load.phpを使ってワードプレスを部分使用するでした。
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